「プロが私の立場なら、どう決断するだろう?」「みんなは、似たような場面でどう決断したのだろう?」そんな風に思いながらも、最後は人任せにせず、答えを自分で出したいと思っている相談者様をサポート致します。もちろん、一方的・独善的なアドバイスはいたしません。
「状況・思考整理」「決められない要因の分析」「ありたい姿」等の具体的な議論をベースにします。
状況に応じて、事例等の情報提供・事前診断ツールやワークシートを活用し、相談者ご自身の納得できる決断をサポートします。
相談者様の相談を一人のコンサルタントが継続して対応します。これは、コンサルタントが相談者様の考えや気持ちの変化を感じ取り、言語化して問いかけることが、中長期的な決断に重要な役割を果たすと考えているからです。
大手損保会社での営業・人材開発、組織風土改革を専門とするコンサルティングファームでの管理部門執行役員、独立キャリアコンサルタントと多様な立場を経験したキャリアコンサルタントが、豊富な相談経験と組織事例を背景に責任をもって対応いたします。
上記の主旨を踏まえ、初回相談は、対面相談またはオンライン相談(Zoom:ビデオのオン・オフはいずれも対応可)からご選択をいただきます。2回目のご相談からは、オンラインチャット方式(Zoomチャット、LINEなど)およびメール相談方式もご選択可能です。
詳細は、下記の「決める!キャリア」の料金をご覧ください。
20代女性
新卒入社4年目
技術系総合職(正社員)
長野さんのキャリア相談
自分がやりたいからという理由だけで突っ走っていいのか?結婚、出産を望むも彼は?
長野さん(20代女性)の悩み 「仕事もプライベートもこのままでいいのか迷っていて、今後のキャリアが見えない」 を紹介
長野さん(仮名)は、入社4年目の20代技術系総合職です。「仕事もプライベートもこのままでいいのか迷っていて、今後のキャリアが見えません」とお話になり、相談が始まりました。
「このままでいいのか迷っている」ことについて、具体的にお話いただきました。
自分がやりたいからという理由だけで突っ走っていいのかと迷いがある
長野さん大学時代の専攻分野で仕事をしていきたいと思い、技術職で入社しました。とにかく忙しいですが、仕事が面白く、上司や同僚にも恵まれています。20代はできる経験は何でも積んでおきたいと上司にお願いしていて、これまで女性が担当したことのない現場に行かせてもらうこともあります。現場の人たちに驚かれたり、気をつかわせてしまったりすることはありますが、基本的には受け容れてもらっていると思います。
どうしても重労働が重なると男性と体力差が出てしまって、いいから休め、ケガするぞと言われてしまうこともあります。私がいると、他の人がカバーしなければならなくなってしまうのが申し訳なく思います。でも、私がいると現場の空気が協力的になっていいと聞いたと上司からは言われました。
周りの人にはほんとうに恵まれていると思います。なんとか仕事で恩返しできるようになりたいと思っているのですが、体力的な面の不安、周りの人への負担を考えると、自分がやりたいからという理由だけで突っ走っていいのかと迷いがあります。上司に相談したら、「今は気にするな、まずは自分ができるところでもっと貢献できるようになることを考えろ」と言われました。
上司がそのようにおっしゃったことの意図、意味をどう考えているのか聞きました。
貢献できるようになれという激励、やりたいことに向き合い余計なことを考えるなということだと思う
長野さん仕事に集中しろという意味だと思います。私のやりたいという気持ち、もっとよい技術を開発したいという思いを買ってくださっているから、ここまでいろいろな経験を積ませてもらえていると思います。だから貢献できるようになれという激励、やりたいことに向き合い余計なことを考えるなということだと思っています。
技術職が本当に足りてなくて、仕事がさらに忙しくなっていて、若手中心に退職が続いています。会社としても、女性技術職の採用を増やしたい。だから、私が早く一人前になって、若手や女性のロールモデルになってほしいという期待も人事面談で聞きました。そうなれたらいいなとは思いますが……
「20代はできる経験は何でも積んでおきたい」。「20代は」と限定している理由を聞きました。
私は子どもがほしいので30歳くらいには結婚したいが、彼はどう考えているかわからない
長野さん学生時代から付き合っている人がいて、結婚したいねと以前は言っていたのですが……同業他社で同じ職種なので、よいライバルというか、よく仕事の話をします。お互いの仕事の大変さがわかっているだけに、まだ結婚できないな……となんとなくお互い感じていると思います
じゃあ、どんなタイミングなら結婚できるのか?私は子どもがほしいので30歳くらいには結婚したいですが、彼はどう考えているかわかりません。話をしないといけないとは思っているのですが、なんとなくできていません。
彼と結婚や子どものことをなんとなく話せていない理由はあるのか、聞きました。
お互い忙しくて疲れているのに、答えが出そうもないことを相談したら悪いというか……
長野さん私自身が仕事もプライベートもこのままでいいか迷っているからではないかと思います。お互い忙しくて疲れているのに、自分が迷っていて答えが出そうもないことを相談したら悪いというか……でも、今こうやって話をしていたら、本当は彼に相談したいと思っていたんだと思いました。まずはそこからですね。
決める!ポイント
仕事が充実している、期待されているからと、結婚、出産のタイミングを決めかねる、上司にもパートナーにも相談しにくいことがあります。仕事にもそのときにしかできない仕事がありますが、出産にはタイムリミットが確実にあります。また、年齢が高くなるほど妊娠しにくくなり、母体へ負担がかかります。
まずは、子どもをもつことについてパートナーと話してみることが大切です。仕事とプライベート・子育てのどれも大切にする働き方を模索する夫婦、また、それを支援する会社、職場、上司も増えています。すべてを決めてから上司に報告するというスタイルにとらわれず、随時、上司に相談しながら、職場と自分たちにとっての最適解を決めていく相談スタイルもあると心にとめておくとよいでしょう。
※ 相談事例(長野さんの決めキャリ!)は、これまで実施した相談、研修等でのエピソードをもとに、個人のプライバシーや企業間の秘密保持に配慮し、どの職場でもよく起こっている事例に再構成してご紹介しています。
30代女性
不妊治療中
総合職(正社員)
飯田さんのキャリア相談
不妊治療を始めたことを上司にどう伝えたらいいのか?伝えない方がいいのか?
飯田さん(30代女性)の悩み 「不妊治療を始めたこと、治療と仕事との両立の不安や悩みを上司にどう伝えたらいいか、逆に伝えない方がいいのか」を紹介
飯田さん(仮名)は、30代で不妊治療中です。「不妊治療を始めたこと、治療と仕事との両立の不安や悩みを上司にどのように伝えたらいいか、逆に伝えない方がいいのか悩んでいます」とお話になり、相談が始まりました。
どのように伝えたらいいか、逆に伝えない方がいいのかと悩んでいるのは、どんなことが気になっているからなのか聞きました。
仕事の話でもないのに相談されたら上司は困るのではないか
飯田さん今年4月に、営業担当から事務企画グループに異動になり、システム企画も兼務することになりました。異動してまだ半年も経っていないので、早く業務を覚えて、営業担当だったときに感じていた課題を解決できるような仕事をしたいと思っています。システム企画は特に力を入れたいんです。でも、もし不妊治療を始めたことを伝えたら、不安を与えてしまうのではないか、異動してきたばかりでプライベートなことで周りに迷惑をかけたら、信頼してもらえないのではないかと心配なんです。
上司は、お子さんもいるので理解はあるかもしれませんが、不妊治療はかなりプライベートな話ですし、上司は男性なので話をするのは勇気がいります。仕事の話でもないですし、相談されたら困るんじゃないかと思うのです。また、9か月後には新商品の販売開始を控えていて、その状況で休みが増えたら申し訳ないという気持ちもあります。
不妊治療を始めたばかりなので、これからのことは自分でもまだよくわかっていないので、どう説明したらいいのかも正直わかりません。言うべきかどうか、本当に悩んでいます。
不妊治療を始めた経緯について、差し支えない範囲でお話いただきました。
年齢と在宅ワーク等を活用できる環境への異動がきっかけ
飯田さん結婚したのは28歳で、当時は渉外担当でとても忙しく、妊活はしていたものの妊娠には至りませんでした。30歳になった先月、思い切って不妊治療のクリニックに行ってみたんです。いろいろ検査はしましたが、医師からはまずタイミング法を3か月試してみましょうと言われました。
事務企画グループに異動になり、在宅ワークやフレックスタイムを使いやすくなったこと、会議や打ち合わせがほぼリモートになっているので、不妊治療とも両立ができるかもしれないと思ったことも、クリニックに行くきっかけになりました。
不妊治療と仕事の両立について、どのようにイメージしているのか聞きました。
在宅やフレックスを組み合わせ、これまでと変わらずやりたい、でも……
飯田さんタイミング法の間は問題ないと思います。でも、人工授精や体外受精になると通院の回数が増えますし、時間も読めなくなってくると思うんです。特に体外受精は予定通りにいかないことも多いと聞いていますし、体調面での不安もあります。
仕事は、在宅ワークやフレックスをうまく組み合わせ、これまでと変わらずやっていきたいです。でも、両方を100%頑張ろうとすると、心身ともに疲れてしまって、結局妊娠できないかもしれないとも思っています。
理想を言えば、不妊治療中であることを理解してもらいながらも、きちんと仕事をし、周りに迷惑をかけずに両立できればと思っています。でも現実的には難しいのかなと……そうなると、9か月後の新商品の販売開始までは、仕事を優先して、不妊治療はクリニックで相談しながら進めていく方が私も気持ち的に楽な気がします。夫とも相談してみようかと思います……
不妊治療と仕事の両立について、職場に求めたいサポートがあるか聞きました。
急な通院と柔軟な働き方への理解を希望
飯田さん特に治療が進むと、予定していなかった日に病院に行かなければならないこともあると聞いていますので、急な通院への理解してもらえたらありがたいです。あとは、通院の日は、フレックスと在宅勤務を使って自宅で仕事ができれば、体への負担も少なくなりますし、時間も有効に使えると思います。でも、今お話したことが必要になるのは、おそらくまだ先……しばらくは、言わなくてもいいかもしれない……でも、早めに伝えると少しは不安を与えずに済むかもしれませんよね。
飯田さんの仕事で大切にしていることとして、「迷惑をかけない」「信頼を得る」「課題解決したい」がキーワードのように感じたことを伝えました。
大切にしていることは、「迷惑をかけない」「信頼」「こだわり」「目標」
飯田さん確かに「迷惑をかけたくない」、「信頼してもらい納得できる仕事をしたい」という気持ちは強いです。今、「課題解決」をキーワードに挙げていただいたように、「こだわり」、「目標」をもって仕事をしてきたように思います。
(不妊治療や妊娠との両立支援は社会的にも会社としても重要なことなので、過度に申し訳ないと思う必要はないという前提で)飯田さんが大事にしている「周りに迷惑を極力かけない、信頼を失わない」ために、不妊治療を始めたことを伝えるかどうか、もう一度聞きました。
早めに状況だけは伝えておこうと思う
飯田さんそうですね。考えてみると、後になって「実は……」と言うよりも、早めに状況だけは伝えておく方が、かえって信頼関係を築けるのかもしれないですね。仕事の話でもないので相談するのは気が引けていたのですが、仕事に影響することなんですよね。まずは「定期的に通院が必要になった」ということを上司に伝えてみようと思います。
フレックスや在宅勤務を活用すれば、現時点では業務に支障はないと思いますし、9か月は仕事を優先したいと思っていることを伝えれば安心してもらえるかもしれません。今後は治療の状況に応じて、見通しを共有させてもらうことも伝えたらいいかもしれないですね。
決める!ポイント
不妊治療と仕事の両立支援は社会的に重要な課題となっていますが、職場での理解はまだ十分とは言えません。また、不妊治療は、体調不良の程度はその時にならないとわからないこと、急な通院が必要になることがあること、必ず妊娠するとは限らないこと等、プライベートかつ不確定要素が多いことが特徴です。そのため、上司に相談しにくいと感じる人が多いのです。
上司にどう伝えるか、伝えないかを決めるためには、担当業務の状況や性質、ご自身の仕事に対する価値観、上司や職場の関係性等を確認しながら、自分(とパートナー)にとっての最適解を検討していきます。
不妊治療の成否いずれであっても経済的な基盤が重要ですし、長期的に自分らしくキャリアを築いていくことも不妊治療と同じくらい大事なことです。仕事との両立に理解があるクリニック選びと会社の働き方に関する制度が活用できるかどうかがポイントとなります。
決める!キャリアでは、キャリアコンサルタント自身が流産を繰り返す不育症で、通院を経て、出産していますので、相談者様の不安な気持ちをできる限り受け止め対応させていただきます。長期的なキャリアへの影響を考えながら、上司への具体的な伝え方についてのご相談にも対応しています。
※ 相談事例(飯田さんの決めキャリ!)は、これまで実施した相談、研修等でのエピソードをもとに、個人のプライバシーや企業間の秘密保持に配慮し、どの職場でもよく起こっている事例に再構成してご紹介しています。
30代女性
子育てとの両立中
事務職(正社員)
上田さんの転職相談
両立していけるかもわからないのに無責任にやりたいとは言えない、でもやりたい……この堂々巡り
上田さん(30代女性)の悩み 「休んでも同僚に負担をかけずに済む業務なので、気が楽だがむなしい」を紹介
上田さん(仮名)は、子育てとの両立中の事務職(正社員)です。出産後、産休・育休を取得。1年半前、子どもの保育園に決まり、10時~16時の短時間勤務で仕事復帰を果たしましたが、「休んでも同僚に負担をかけずに済む業務なので気が楽だが、むなしい」とお話になり、転職も考えています。
簡単な自己紹介が終わったとたん、堰を切ったように上田さんが話し始めました。
気が楽だけどむなしい
上田さん出産前と同じ総務部に復職したのですが、データ入力とチェック、不備照会が中心で単調な毎日。休んでも同僚に負担をかけずに済む業務なので気が楽ですが、忙しくない日々がむなしく感じるんです。復職時に上司から今の仕事を打診されたときに、子どもの発熱等で急な休みや早退があるから、ありがたいなと思ったのですが……
仕事復帰してからの1年半で感じてきたことを伺いました。
大した仕事もしていないし、子どもにイライラとして当たってしまって申し訳ない
上田さん育休前は社員からの相談を受けたり、頼りにされていると思っていました。子どもに手作りの夕食を食べさせたいので短時間勤務にしていますが、忙しい職場で一人だけ早帰り……大した仕事もしていないし、いなくてもいい空気みたいな存在。子育てと両立している人がいないので、同僚とも距離感ができてしまったような気がしています……でも、家事と子育てに毎日バタバタで、子どもにイライラして当たってしまって、子どもにも申し訳ないです。仕事も子育ても満足にできていなくて、なにやっているんでしょうね……
転職したいという気持ちを伺いました。
子育てと両立している人が多い会社なら理解があるのではないか
上田さん子育てと両立している人が多い会社なら理解があるのではないかと思ったのです。そういう会社はありますか?夫は帰りが遅いし、土曜も仕事……家事も子育ても私ばかり……そんな状況では、自分が担当だとちゃんと言えるような仕事をしたいなんて言えないですよね。両立していけるのかどうか……皆さん、どうしているのでしょうか?
今、一番大事にしたいこと、数年後の仕事している自分のイメージを伺いました。
堂々巡りで、仕事のことを考えるのを避けていた
上田さん一番大事にしたいことは子どもの笑顔。そのためにも、仕事に納得できずにモヤモヤ、家でイライラしている状況を変えたいと思って相談しました。数年後の仕事のイメージですか……今と同じ仕事をしているのは避けたいですが、出産前のような仕事をどうしたら任せてもらえるのかがわかりません。そもそも、両立していけるかもわからないのに無責任にやりたいとは言えない……この堂々巡りでした。だから、いっそ子育てとの両立に理解がある会社に転職すれば、すべて解決できると思いたかっただけかもしれませんね。転職しても、夫との家事・子育ての分担の問題は残りますし、ゼロから職場での信頼関係を築いていかなければなりませんし。転職は現実的ではないですね……
決める!ポイント
状況を変えたいという気持ちに気づいたときが、一歩を踏み出すタイミングです。変えたい気持ちの奥の「こうだったらいいなというありたい姿」を具体的な言葉で書き出していくと、方向性を決める材料がそろってきます。そして、一歩を踏み出す際の安心材料と懸念材料を挙げ、ありたい姿に向かってどう行動していくかプロセスを決めていきます。
仕事と子育てとの両立中で心に留めておくべきことは、両立は変化対応の連続だということです。転職など、さらなる大きな変化を起こす前に、小さくても現状で取り組めることがないか、それに取り組むことで将来の望むキャリアにつながる可能性がないかを検討することが解決の一歩になります。
※ 相談事例(上田さんの決めキャリ!)は、これまで実施した相談、研修等でのエピソードをもとに、個人のプライバシーや企業間の秘密保持に配慮し、どの職場でもよく起こっている事例に再構成してご紹介しています。
40代女性
管理職
事務系総合職(正社員)
松本さんのキャリア相談
管理職になりたかったのか?評価されているのか? 今後、管理職としてどうする?
松本さん(40代女性・管理職)の悩み 「管理職になりたかったわけではなく、管理職としてのこれからのキャリアを考えたい」を紹介
松本さん(仮名)は、事務系総合職(正社員)としてキャリアを重ねてきた、40代前半の管理職です。「管理職になりたかったわけではなく、管理職としてのこれからのキャリアを考えたい」とお話になり、相談が始まりました。
自己紹介が終わると、松本さんがぽつりと言いました。
自分ではなにもしてこなかった
松本さん自分では何もしてこなかったのです。女性の総合職採用が始まったのは、私が入社する前の年だったんです。今は、全員総合職採用で、3割弱は女性になってますが、その頃は女性総合職は先輩が2人、同期が3人と少なく、会社としても女性総合職をどう扱ったらいいか決まっていなかったのだと思います。
総合職採用だったのですが、入社1年目は事務職の仕事をしていました。女性の多くは事務職採用だったんです。2年目になると、それではまずいということになったのかわかりませんが、私は営業に異動となり、翌年の総合職の新入社員に混じって、半年の営業研修を受けた後、担当顧客をもちました。
そのままいくのかと思っていたのですが、3年目になると、今度は人事部に異動になり、女性総合職の採用担当となりました。その後、契約社員・障がい者採用担当に異動になって、そこで管理職になりました。管理職になるときに上司からは、あなたが人事部で一番長いから管理職に推薦したと言われました。
「自分ではなにもしてこなかった」とは、どういうことなのかを聞きました。
ただただ目の前のことを必死にやってきただけで、管理職になりたいと思ったこともない
松本さんただただ目の前のことを必死にやってきただけで、管理職になりたいと思ったこともありません。女性管理職の先輩にも相談してみたのですが、評価されて管理職になったのだし、これまでの経験がいかせるのだから、同じようにやっていけばいいと思うよと言われたんです。そうかなぁ…、どうなんでしょう。
総合職は入社後、営業からスタートするのですが、営業をほとんど経験していない自分が総合職採用をやっていていいのかなと感じています。私は、何もしないうちに営業から人事に異動してしまったので。でも、いまさら私が営業に異動したとしても、営業経験のない営業管理職が役に立つとも思えませんし、何が変わるのだろうかと思ったり…。もっと若いときに動かないといけなかったんですよね、きっと。
今の仕事では、今年度は、採用活動と並行して、採用した女性総合職の定着率を上げるプロジェクトを採用チームと人事チーム合同で立ち上げ、実質的なリーダーをしています。これは自分だからできることなのではないかと思いますし、初めて管理職らしい仕事ができそうな気がしています。
初めて管理職らしい仕事ができそうな気がするというのは、どういうことなのかを聞きました。
管理職になっていなければ、自分からプロジェクトを立ち上げてリーダーをやることもなかったと思う
松本さん担当者のときから、こうなったらいいなと思うことを自分なりに改善してやってきて、管理職になっても、部長の方針のもとで同じような感覚でやってきました。でも、このプロジェクトは、私から部長にやる必要があると話を通して、人事チームの管理職に相談して立ち上げました。目の前のことを必死にやってきたから見えてきた課題です。管理職になっていなければ、自分からプロジェクトを立ち上げてリーダーをやることもなかったと思います。
人事の仕事って、担当者ごとに縦割りの業務が多いので、他の人と一緒に進めることが少ないんです。今回のプロジェクトでは、部下とも議論をしながらに新しいことに取り組んでいくので、部下のこともこれまで以上に知ることができるんじゃないかと楽しみです。
管理職になりたかったかどうか、評価されているのかどうかを気にしていましたが、管理職なんだからということを妙に意識しすぎていたのかもしれません。こだわりすぎずに、やりたいこと、やるべきことを管理職のポジションを利用してやっていけばいいのではないかと思えてきました。
決める!ポイント
今後のキャリアを考えたいと相談される人の多くは、これまでのキャリアに自信がもてずにいたり、納得できていないことがあったりします。したがって、未来を考える前に、過去を振り返って、その過去の経験が自分にとってどのような意味があったのか、現在のどのような思いにつながっているのか意味づけをしていく時間をもつことがポイントです。
過去の経験を振り返ってみると、今後も大事にしていきたいこと、やり残したと感じていること等、今後、向かっていきたい未来の方向性のヒントが隠れています。
※ 相談事例(松本さんの決めキャリ!)は、これまで実施した相談、研修等でのエピソードをもとに、個人のプライバシーや企業間の秘密保持に配慮し、どの職場でもよく起こっている事例に再構成してご紹介しています。
1972年神奈川県生まれ。神奈川県立光陵高等学校卒業。
日本女子大学人間社会学部社会福祉学科卒業。
東京海上日動火災保険株式会社、株式会社スコラ・コンサルトを経て、2009年キャリアコンサルタントとして独立、2011年当社に参画。
得意分野:企業内人材育成(研修企画・実施)、キャリア面談・評価面談
主な保有資格:キャリアコンサルタント(国家資格)、精神保健福祉士(ストレスチェック実施者)、2級ファイナンシャルプランニング技能士、保育士
著書:女性部下マネジメントの教科書(同文舘出版)(株式会社これあらた 著書・メディア掲載ページlaunch)
お客さまに言われる言葉:「自分の考えが整理できた」「背中を押してもらえた」「自信がもてた」
プライベート:夫、長男中学生、次男小学生、私の4人家族。仕事と子育ての両立はまだまだ試行錯誤中、70~80代両親4人今のところ年なりに元気。
対面相談とオンライン相談が1時間半なのは長いように感じます。
1時間では、時間が気になってしまい、自分のことを十分に話せないままに相談に入ってしまう、肝心なことを話しそびれる、話はできたけれども議論したり、考えを深めるまでに至らないということがよく起こります。「決める」ためには、最初の30分をめやすに、時間を気にせずに、これまで考えてきたこと、やってきたこと、相談したいこと、話したいことを自由にたっぷりとお話ください。
相談はしたいのですが、相談したいことをきちんと話せる自信がありません。
今の状況やなんとなく気になっていること。雑談のイメージで、思いつくままに話し始めていただければ大丈夫です。相談者様の相談したい内容を、コンサルタントが問いかけながら整理して参ります。ひょっとすると、その整理だけで時間がきてしまう可能性もあります。ですが、相談したかったことが整理できたことでスッキリされる相談者の方もおられます。
私のような悩みに対応してもらえるのかが気になっています。
当社で対応可能かどうかをお答えいたしますので、左下に表示されている「?」マークをクリックしてお問い合わせください。
相談したことを勤務先に知られたくないのですが、大丈夫でしょうか。
必要がなければこちらから社名は伺いません。また、社名を開示するしないは相談者様の自由ですのでご安心ください。なお、相談者様の勤務先が当社のクライアントだった場合でも、ご相談の事実・内容を勤務先に漏らすことは絶対にありませんのでご安心ください。
相談前に秘密保持契約を締結することはできますか。
当社定型の秘密保持契約書であれば、事前もしくは相談当日に締結可能です。相談者様作成の秘密保持契約書の場合は、事前に合意の上締結しますので、日程に余裕をもってご相談ください。
私たちは、「お客さまの〈らしさ〉」を大切にしています。
環境変化に対応するための業務拡大や効率化で、〈らしさ〉を見失ってしまい、気づかないうちに機能不全に陥っている「組織」。その組織の中で、仕事や顧客に対する思いに蓋をして働いている「人」を見てきました。
一方、「本当はこうありたかった」と自分たち〈らしさ〉を再認識することで、社内が明るく活き活きとし、あらゆるシステムが機能し始め、業績が伸びる「組織」、組織の変化とともに、「こうしたい」「こうありたい」という高いマインドを取り戻し、成長や働きがいを実感して働く「人」にも多く出会ってきました。
私たちは、お客さま(「組織」と「人」)が元々もっている〈らしさ〉を常に意識して、組織づくり、関係づくり、人づくりを支援しています。